
水温が低いダイビングでもドライスーツなら快適!
一年中快適にダイビングをしたい方、寒がりでダイビング中の冷えが気になる方はドライスーツをの購入を検討してみるのも良いでしょう。
ドライスーツはウェットスーツと異なり水中に出ている手・足・頭以外は濡れません。
初期費用はウェットスーツよりはかさみますが、一年中快適にダイビングできる機会を得られることはかなり大きなメリットです!!
ドライスーツの正しい選び方
ドライスーツを購入しようと考えている方は『どこで購入しようか』と迷われているかもしれませんね。
軽機材・重機材を購入したダイビングショップや普段お世話になっているダイビングショップなどが候補としてあがると思います。
一点注意が必要なのはダイビングショップは機材販売で利益を出している側面もある分、なるべく高価なものを勧めてきます。
だからこそこの記事を読んでくださった皆様にはドライスーツの選び方のポイントを知って頂ければと思います。
既成品かオーダーメイトか
ウェットスーツ同様にドライスーツにもオーダーメイドで作成できるものもあります。
オーダーメイドの方がより体のサイズにあったものを選ぶことができる一方、これからご説明しますが価格が高価になりやすいです。
また、店舗でのオーダーメイドだと必要以上のオプション品がつけられて値段がさらに跳ね上がることもあります。
ネットでもかなり質の良いドライスーツを店舗よりも安い形で購入することはできます。
ウェットスーツほど体のサイズに厳密でもないためネット購入でも問題ありません。
店舗型だと試着してみませんか?!
からの延々と商売文句を語られて、最終的に折れてしまった経験があるダイバーもいるのではないでしょうか・・・?
価格帯
ドライスーツはウェットスーツよりも高価格です。
既製品であれば¥80,000〜、オーダー製であれば¥170,000〜が相場です。
特にオーダー製であるとダイビングショップ等から必要以上のオプションを追加されて値段が跳ね上がるということも多々ありますのでご注意ください。
サイズ感
ウェットスーツを購入する時と同様、サイズ感は非常に重要になります。ネットで購入する時も必ずサイズ表は確認をしてください。
特に重要なのが『首周り』『手首周り』のフィット感です。
これらが適正でないと水の侵入が起きてしまったり、首の締め付けが強く息苦しさや不快感の元になってしまいます。
一方で各社メーカーサイズ表は細かく掲載しているのでご確認頂ければネットでも購入を失敗することはありません。
素材
ドライスーツはウェットスーツと同様に様々な生地で作られており、大きく分けてネオプレーン型とシェルドライタイプ型に別れます。
ネオプレーン型
- 体にフィットする
- 初心者~中級者向け
- 後ろ側にファスナーがあるタイプが多い
シェルドライタイプ型
- ゴツゴツしているが耐久性が非常に高い
- 上級者や業務ダイバー向け
- 前にファスナーがある
また表側と裏側でも素材が異なっております。
表側:
- ストレッチ性の高いジャージ生地
- クロロプレン生地
- ゴムスキンに一度薄い生地を貼った後にコーティングをして生地の中に水を含まないように加工したラジアル素材
- テックダイバーやプロ向けの耐久性が強いナイロン繊維素材
裏側:
- パイル系素材
- ポリエステル系
- ナイロン系
- 起毛
レジャーダイビングを楽しむという目的であればネオプレーン型がおすすめです!!
寒さが気になる方はさらに裏生地を起毛にしておけば完璧です。
生地の厚み
ドライスーツを選択する上で生地の厚みは重要です。
各社2mm~5mmぐらいの範囲でラインナップされております。
厚みがあるほど暖かいですが、
一方で動きにくく、浮力が大きい分ウェイトも足さないといけません。
東北や北海道等の寒冷地域でのダイビングでなければ3.5mmが一般的です。
ファスナーの位置
ドライスーツのファスナーの位置は大きく分けて二つあります。
後ろ側にあるタイプと前にあるタイプです。
一般的なのは後ろ側ですが、一部シェルドライタイプ等では前側にあるものもあります。
後ろ側の方が水中で可動しない背中に位置しているため動きやすいです。
なのでおすすめは後ろ側です!
デザイン
やっぱりダイビングもオシャレをしたいという方も多いですよね!
ドライスーツでもデザインは外せないポイントです。
ウェットスーツほどバリエーションは少ないですが各社様々なデザインを用意しているのでご自分の好みやフィン・マスクの色味にあったものをお選びください。
オシャレな人には水中でも色がはっきりしている『ホワイト系』『レッド系』、シックでプロフェッショナルな方には『ブラック系』がおすすめです。
ダイビング用ドライスーツおすすめランキング
第1位 GRUSH ドライスーツ
ドライスーツをネット購入を考えている人にダントツでおすすめなのがこちらGRUSHのドライスーツになります。
私自身実際に着用したこともありかなり扱いやすいドライスーツです!
価格もドライスーツの中ではかなり良心的。
加えて「首」と「手首」の二箇所、足のサイズもそれぞれオーダーできるので、サイズ感が心配な方も安心して購入することができます。
また、標準でフットバルブも装備されて吹け上がり対策も万全。カラーも『ブラック』『レッド』から選べます。
まさにデザインと機能が調和する素晴らしいドライスーツになります!!
第2位 World Dive ドライスーツ ALD67 3.5mm
次におすすめなのがこちらWord diveの3.5mmドライスーツです。
オンライン経由で購入できるのにもかかわらずカラーバリエーションが豊富な点がGood。
腹・脇腹・腕部分のカラーパターンを複数から選択することができます。
サイズ表もかなり細かく記載されていて体にあったドライスーツを購入できるような工夫がされています!
第3位 World Dive ドライスーツ DCD8R/GF 3.5mm
赤い迷彩カラーがかなり印象的なかっこいいデザイン。
胸廻りのオーソドックスなパネルとウエストから流れる斜めのラインに、バスト&ヒップにトライバルマークを配したMENS専用モデルです。
カラーバリエーションが豊富でカモフラージュ柄を選べばDCシリーズらしい個性的なデザインに変化。
第4位 World Dive ドライスーツ XDR10
メイン素材は水キレと耐久性の高いソフトラジアルをフロント/バックに装備。
動きやすさと耐久性を兼ね備えたハイブリッドスーツです。
裏素材には保温性が高い起毛保温素材マルチエラテックスを採用しておりダイビング中の冷えを防ぎます。
また引き裂きに強く伸縮性の高いタフαをウエストサイドから太ももにかけて装備しました。
第5位 World Diveドライスーツ ZE19
メイン素材にはストレッチ性に優れたグロッシーファイバーを採用、裏地には肌触り抜群の起毛保温素材マルチエラテックスで暖かさをキープします。
浮力調整をサポートするリストバルブDSを標準装備。ドライスーツ特有の浮力調整の煩わしさから開放されます。
第6位 ZERO ゼロ プロフェッショナルドライスーツ K'sプロ2
独自のラジアル素材で開発されたドライスーツ。
ジッパーがフロントスタイルのため着脱が非常にしやすいのもポイントになります。
セミオーダー式のため配給気バブルの位置を指定することができるため、ダイビング機材の邪魔になりません。
保温性が非常に高い素材を独自開発しており冷え対策も抜群オプション品も多数取り揃えており、
唯一無二のドライスーツを作成できます。
第7位 ZERO ゼロ プロフェッショナル ドライスーツ O式
『ゼロ』の名を関する定番のゼロプロフェッショナルドライスーツ。
特許取得済みの独自素材があなたのダイビングライフを快適なものにします。
第8位 AQUALUNG (アクアラング) ALASKAN DRY SUITS アラスカン
ダイビングギアメーカーで知らぬ人はいないメーカーであるAQUALUNGが出しているドライスーツ。
こちらはシェルドライタイプでありプロフェッショナル志向の方におすすめです。
寒冷地や業務ダイバーにもおすすめのハイクオリティな製品。
第9位 apollo(アポロ) BCS-D1 バイオコンフォートシェルドライスーツ
こちらもダイビングメーカーとして有名なapolloから出ているシェルタイプのドライスーツ。
高透湿性3層ラミネート生地で蒸れのない快適な着心地。国内自社工場生産のため、アフターフォローも万全。
耐久性・耐摩耗性に加え。高い透湿性を実現したbiotex-AQDを使用。ハードな使用にも耐える新世代マテリアルです。
第10位 Typhoon Nautilus
新たに開発された素材『TX6 trilaminate』によりシェル型にもかかわらず非常に軽く動きやすさを実現したモデル。
プロダイバーにもおすすめできるフラグシップな製品となっております。
まとめ
いかがでしたでしょうか!
ネット上でも選び方さえ正しく理解できていればドライスーツを購入することができます。
一度ドライスーツを使用して潜ってしまうとなかなかやめられないぐらいの魅力があります。
私は伊豆や紀伊半島を中心に活動、他には冬場の沖縄や小笠原諸島でも潜ることがあるのですが基本はドライスーツです。
めちゃくちゃ寒がりなので・・・。
海外の熱帯エリアぐらいでしかウェットスーツは使いません。笑
是非是非みなさんもドライスーツでダイビングを快適に過ごしてみてください!!