【2021年最新】ダイビングにおすすめなのはGoProとオリンパスTG-5/6どっち??

GoProとオリンパスTG-5/6徹底比較

ダイビングや水中撮影用に防水カメラの購入を検討している方で多いのが『GoPro』と『OLYMPUS TG-5/6』のどちらを選ぶか問題。

一方で両者の違いをしっかりと理解した上で購入している方は少ないのでしょうか・・・?

今回はこのGoPro vs TG-5/6対決に決着をつけるための徹底比較をしてみたいと思います。

①GoProとTG-5/6の概要

両者の細かい比較の前にまずはそれぞれがどのようなメーカーでどのような『売り』を出しているのかざっくり見てみましょう!

GoPro(ゴープロ)

アメリカのGoPro社が販売している動画撮影に特化したウェアラブルカメラ・アクションカメラの一つです。

これまでのコンパクトデジタルカメラよりもさらに小型で軽量、かつ広角な動画撮影ができます。手ブレ補正も強力でダイビング中でもスムースな動画を残すことができます。

さらにGoProの強みはさまざまなアクセサリーに対応することができるため、カメラ本体を自撮り棒/頭/胴体/腕等に取り付けることができるため水中でも非常に扱いやすいです。

OLYMPUS(オリンパス) TG-5/6

日本のOLYMPUS社が販売してるコンパクトデジタルカメラ。山や海、岩場、雪の中など、どんな過酷な状況でも高画質な撮影を実現する、オリンパスのタフシリーズ。

販売当初からオリンパス社はダイビング撮影用にかなり注力しており水中モードやマクロモードど初心者から上級者まで満足できるフルスペックな静止画を撮影することができます。

https://www.olympus-imaging.jp/product/compact/tg6/feature4.html

仕様別でみる機能比較

ざっくりとGoProとオリンパスTGシリーズの違いがお分かりになられましたでしょうか。

『GoProは動画』『TG5/6は静止画』という印象を持たれた方は感が鋭いですね( ´ ▽ ` )/

実際のところはどうなのでしょうか?続いてはより詳細な機能比較を比較してみましょう!!

今回はGoPro現行最新機種のGoPro HERO8とOLYMPUS TG-6で比較してみます!!

※TG-5とTG-6は機能がほぼ変わらないので比較上はTG-6の仕様を掲載しております。

機能 GoPro HERO8 BLACK OLYMPUS TG-6
重量 126 g 約253g
サイズ 66.3x48.6x28.4 mm 113× 66× 32.4mm
防水 10m(防水ハウジングで60m) 15m(防水ハウジングで45m)
防塵
耐衝撃 非公開 2.1m
画角 焦点距離(35mm判換算): 15mm程度 4.5mm ~ 18.0mm(25mm ~ 100mm)
開放F値 F2.8 W2.0 ~ T4.9
光学ズーム 狭角、リニア、広角、SuperViewの中から切り替え 4倍
GPS
液晶モニター 2インチ 、タッチパネル・タッチズーム対応 3.0インチ
Wifi転送機能 GoPro Appで連携
記録媒体 Class 10またはUHS-I以上のmicroSDカード SD / SDHC[1] / SDXC[1]メモリーカード
静止画  1200万画素 1200万画素
静止画機能 スーパーフォト /HDR(暗闇対応)/30コマ/秒・連続写真撮影/ライブバースト

5種類の水中モード/水中ホワイトバランス/顕微鏡モード/シーンセレクトAE/露出モード・撮影モード/感度調整(標準出力感度)/約20コマ/秒・連続撮影

動画 フルHD~4K フルHD~4K※4Kは1回の撮影で5分まで
動画機能

超高性能手振れ補正/タイムラプス/ナイトラプス/ライブストリーミング/音声操作

アートフィルター動画/タイムラプス動画
バッテリー持ち

×:2~3時間撮影の場合2~3個バッテリーが必要。

〇:一日のダイビングでは基本的にはバッテリー交換が必要なし。

アクセサリ

自撮り棒/ヘッドギア/アームギア等/水中用フィルター等様々なマウントが用意されている。

マクロレンズ/広角レンズ/ストロボ等をハウジングに装着可能。

上記をご覧になられればお分かりいただけますが、やはりGoProはコンパクトかつ動画性能が非常に高いです。

特に超高性能手振れ補正であるHyperSmooth 2.0は他のアクションカメラの比にならない性能を誇ります。

ダイビング中はかなり不安定な姿勢で撮影をすることからこの機能は非常に重宝します。

一方で超高画質な動画が残せる分バッテリー持ちは非常に悪いです。また水中モードも無いため別途水中用フィルター等が必要になります。

しかし!!オリンパスTG-5/6も負けておりません!!

特筆すべき点は水中モードの豊富さと顕微鏡モードを用いたマクロ撮影が可能である点です。ウミウシ・甲殻類・ハゼ等のマクロ撮影はGoProでは全く対応できません。

一方で動画撮影機能はかなり劣ります。4Kまで撮影できますが一回の撮影時間はMAXでも5分です・・・。手振れ機能も強くありません。

TGシリーズの水中マクロモード
TGシリーズの水中顕微鏡モード

GoProとTG-5/6のどちらを選べば良いのか

これまでの内容でGoProとTG-5/6の違いや特徴は理解できたかと思います。

ここでは改めて両社のメリット・デメリットを整理しながらどちらを購入したほうが良いか一緒に考えてみましょう ^^) _旦~~

GoPro(ゴープロ) がおすすめな人

  • とにかく綺麗なダイビング動画を残したい方
  • 動画編集でお洒落に動画を加工したい方
  • なるべくコンパクトに機材を抑えたい方
  • ダイビング中に設定を細かく調整せずに放置しておきたい方
  • 静止画像をあまり撮らない方
  • ウミウシやハゼなどマクロ撮影をしない方
  • バッテリー持ちの悪さが気にならず船上でも交換作業が苦にならない方

OLYMPUS(オリンパス) TG-5/6がおすすめな人

  • メインは静止画を撮りたい方
  • 水中モードを駆使して色鮮やかに水中を映したい方
  • ワイドからマクロまで幅広いダイビング撮影を楽しみたい方
  • 水中での集合写真やSNS用の写真を撮りたい方
  • 顕微鏡モードを用いてウミウシ等を撮りたい方
  • バッテリー交換がしたくない方
  • 動画はたまに取れれば良い方
  • ゆくゆくはダイビング写真を作品まで極めたい方

迷ったらまずはレンタルして試してみよう!

正直GoProもTG-5/6も捨てがたいです・・・笑

GoProも欲しいけどTG-5/6も欲しい。綺麗な動画も撮りたいけどマクロも撮影したいという方が殆どじゃないでしょうか( ;∀;)

僕が言えるのは、『迷ったら無理して購入しなくて良いんじゃないか』ということです。

というのもまだ一回も使用したことも無いのに購入するか否かの判断をするのは難しいのではと思ったからです・・・笑

そこでおすすめなのがレンタルして試してみる方法。

カメラ本体とプロテクターを購入して合計10万円・・・やっぱり買わなきゃよかった( ;∀;)

なんて結果は嫌ですよね・・・。

お値段も3泊4日3,980円~と機材購入よりはハードルもかなり低いです!!

実際にダイビングで使用することで自分のダイビングスタイルに合うか否かが分かると思いますよ(*^▽^*)

Rentry TG-5 Rentry GoPro HERO7