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ダイビングウェットスーツの選び方
初めてダイビングのウェットスーツを購入しようと考えている方は『何を基準に買えば良いのだろうか分からない・・・』と悩んでしまう人が多いと思います。
一方で、ダイビングショップが勧めてくるウェットスーツは高価なものが多かったり、値段を抑えるため提携製造メーカーに外注した粗悪品をつかまされてしまうこともあります。
ウェットスーツの正しい選び方を知っていればネットでも間違いなく良いウェットスーツを購入することができます。
今回は前半はダイビングウェットスーツの正しい選び方、後半はオススメランキングをご紹介したいと思います(^-^)

ネット購入してみていけど心配。。

選び方の『ポイント』があるのだ!!
自分の体のサイズにあっているか
一番重要なのは自分のサイズにしっかり合っているのかを確認すること。
ウェットスーツの仕組みから説明すると、ウェットスーツの生地と体の間に水が入り込み体温で暖かくなることで保温機能が働くという仕組みです。
大きすぎるウェットスーツを着てダイビングをするとどうなるのか??
水中で体とウェットスーツの生地との間に入る水の量が大きくなり、水が動くことで熱が逃げてしまのです。その結果、ダイビング中の体温が下がって『早く上がりたい・・・。』といったことになります。
加えて、ぶかぶかのウェットスーツはBCDやレギュレーターから排出されるエアがスーツ内に滞留しやすく過度な浮力が生まれてしまいます。
小さすぎるウェットスーツを着てダイビングをするとどうなるのか??
一番辛い症状は締め付けによる息苦しさです。特に胸周りのサイズが合っていないと非常に不快感が強いです。
ボートダイビングでエントリー前に機材をフル装着して待つ時間や浮上後の波に揺られてエキジットを待つ時間もサイズが小さいウェットスーツだと『波酔い』の原因になるのです・・・。
ワンピースかツーピースか
ダイビングウェットスーツには大きく分けて二つの種類があります。ワンピーススタイルとツーピススタイルです。順番に説明してきますね(^-^)
ワンピーススタイル
こちらはいわゆる工事現場で使われる『つなぎ』のようなイメージです。一つの生地で作られており下半身、上半身部分も全て一つになっております。
メリットとしては『取り扱いがし易い』点です。
持ち運びも非常に便利、かつダイビング後の塩抜きや干す際も簡単なので初心者の方に特にオススメです。スーツを着るのも非常に楽です。僕は断然こちらをオススメします!!
デメリットとしては『動きにくさ』と『温度調整のしやすさ』です。
エントリー、ブリーフィング待ち時間に上半身だけ脱いでおくといった際に非常に動きにくいです。そのため地形が複雑なビーチポイントといったような中上級者向けの陸上移動はしにくいです。
ツーピーススタイル
こちらは上半身の『ジャケット/タッパー』部分と『ジョン』と呼ばれる下半~上半身部分に分かれているスタイルです。
メリットとしては『動きやすさ』と『温度調整のしやすさ』です。
中上級者のダイバーやインストラクターの皆さんはこちらを使う人が多い印象ですね。船上作業やブリーフィング準備等々とバタバタするので『ジョン』だけ先に着て、潜る直前に『ジャケット/タッパー』を着るという感じです。
通常では上半身部分は生地が二枚分重なるために保温機能がかなり高いです。逆に海水温が高いリゾートダイバーなんかは『ジョン』だけ、あるいは『ジャケット/タッパー』とサーフパンツだけで潜ったりします。
デメリットとしては『取り扱いがしにくい』点です。
やはりワンピースに比べて単純に二枚分増えるため着る時間も余分にかかります。重量とかさも増すので荷物がかなり多くなります。。これが一番めんどいです。笑
ファスナーの位置
ダイビングウェットスーツには大きく分けてメインファスナーの位置が二つあります。『前』と『後ろ』です。
※ツーピーススタイルはジャケットのため必ず前にファスナーがあります。ジョンは肩の部分にマジックテープがあるパターンなのでここでは割愛します。
基本的なワンピーススタイルの場合は『後ろ』にファスナーがついていることが多いです。一方でファスナーを自分で閉めづらかったり、首が突っ張ったりする感覚が苦手な人もいます。
そんなデメリットを解消したのが『前』にファスナーがついているタイプ。カラーバリエーションも少なく、少し値段も高いですが快適ですよ(^-^)
素材
ダイビングのウェットスーツは主にクロロプレンゴムという素材でできております。ここで注意したいのが『ゴムの種類と伸縮性』と『厚さ』です。
(1)ゴムの種類と伸縮性
一つ目は、独立した気泡 が緻密で素材としては硬いものです。耐久性と保温性はありますが伸縮性は少ないため、着心地はあまり良くありません。プロ向けが多いです。
二つ目は、独立した気泡が大きく粗い柔らかいタイプです。レンタルスーツや量販店で販売されている既成スーツの素材に多くあります。
(2)厚さ
ゴム素材の厚みは通常2-7mmであり、厚いものほど保温性に優れるますが、反面、浮力の変化も大きくなりウエイトも必要になります。着心地と運動性は悪くなります。
基本的には5mmウェットスーツを選んでおけば間違いありません(^-^)
カラー
ダイビングとはいえやっぱり映えるオシャレをしたいという方は男女問わず多いはず!!
水中も陸上もカラフルな色で楽しみたいですよね。フィンやマスクとの組み合わせもクールにキュートに決めちゃってください!!!
逆に僕なんかは一応プロダイバーなので真っ黒やシックな色味が好みです(^-^)
おすすめダイビングウェットスーツTOP10選


第1位 GULL 5mm ウェットスーツ
一番オススメなのがこちら!!保温性に優れるFIR遠赤外線起毛素材を採用しているため暖かさとフィット感を実現。伸縮性もあり高い運動性もあります。正直これを買っておけば間違いないかなと!!僕自身も使用しております(^-^)毎年カラーバリエーションが変わるので他人と被ることも少ないです。
第2位 AQUALUNG 5.5mmプレザント・ウェットスーツ
丈夫かつ保温性に優れる5.5mmモデル。アクアラングは日本製なので日本人の体格に非常にフィットしたつくりとなっております。お値段もリーズナブル!!
第3位 mares FLEXA 5.4.3 5mm ウェットスーツ
生地の異なる三種類のネオプレーン部分を採用して保温性と機能性を向上。ネオプレーンは全てスーパーストレッチ素材なのでフィット感抜群。外国製ですが日本人サイズに改良済みとのこと。
第4位 ココロア 5mmフロントジップスーツ
こちらは女性におすすめのお洒落なウェットスーツ。遠赤外線裏起毛、さらには長めのフロントジップなど可愛いだけじゃく機能性も素晴らしいです。
第5位 GULL CLASSIC SKIN TOPPER & SKIN LONG JOHN
GULLのベストセラーであるスキン(ツルツル素材)のタッパーとジョンのセット品。
第6位 ワールドダイブ/ダイビングスーツ5mm ウェットスーツZRSJ
ワールドダイブが製造しているウェットスーツ。ネット上でセミオーダーで自分の体にあったウェットスーツを作成することができます。ファスナーの有無、かラーバリエーション等の調整も可能。
第7位 Bism ビーバーテール 6.5mm セミドライ ウエットスーツ
こちらは中上級者向けのウェットスーツ。いわゆる『ロクハン』と呼ばれるものです。笑
第8位 AQUALUNG 5.0mm ベーシック・ウェットスーツ
こちらもど定番のアクアラングウェットスーツ。
第9位 salvimar wetsuit seawalker 5.5 mm
こちらは海外製品。かなりインパクトがあるお洒落なウェットスーツです。
第10位 SCUBAPRO スキューバプロ EVERFLEX 3mm STEAMER
もう10年前ぐらいからあるのではないでしょうか。かなりのベストセラー。3mmなのでリゾートダイバーには絶対欲しい品です。
まとめ
いかがでしたでしょうか!!かなり長文な記事になってしまいましたがお付き合いありがとうございます笑
ウェットスーツはダイビングに必要不可欠な機材なのでぜひしっかり選んでくださいね(^-^)
ではではまたお会いしましょう!