【2021年最新版】おすすめダイビングBCD10選

自分にあった専用のダイビングBCDを買おう!

ダイビングBCDとはBuoyancy compensator divingの『ダイビング用の浮力調整具』の英文名の頭文字をとったもので、レジャーダイビングを実施するには必要不可欠な器材。

タンクから供給される空気をジャケットタイプの内部に保持することで浮力を得ます。

各種排気弁から空気を排出出すことで浮力量を調整、潜行~中性浮力~浮上までの一連の活動をスムーズに行えるようになるのです。

水中で安全に浮上するためにも、安定した姿勢を維持して移動するためにも無くてはならないギア。

体験ダイビング、初心者~中上級者まで誰もが平等に装備しなければダイビング自体を楽しむことができないのです。

逆に言うとそれだけ重要な器材だからこそ自分にあった、自分専用のBCDを持っていくことはダイビングライフを充実させることができます。

おすすめダイビングBCDの選び方

ダイビングBCDを販売しているメーカーは基本的に今回の記事でご紹介するメーカーであれば間違いなく安心してダイビングを楽しむことができます(安心)

ダイビングは時に命に関わるスポーツであるため、BCDとして市場に流通させるには国内海外問わず厳しい基準が設けれられております(安心again)

そりゃぁメーカーも自社製品要因で事故が発生したら会社の存続に関わりますからね。

とは言え、BCDによって特徴もあることから自分に合っていない器材を購入してしまうと、非常にストレスフルです。

また、命を預ける器材であるからこそ素材や作りも非常に堅牢に仕上げられているためダイビング器材の中でも高価な部類に入るため何度も購入できる訳ではないですよね。

以下でおすすめのダイビングBCDを選ぶためのポイントをまとめています。

バックルタイプとジャケットタイプ

一番大きな際はジャケットタイプとバックルタイプの違いです。両者の違いは一目瞭然で機能面でも大きく異なります。

自分のスキルや能力に合わせて購入してみてください。

バックルタイプ

メリット:

着脱がしやすい。ショルダー部分の長さを調整できるためフィット感も調整可能。初級中級者向け。

デメリット:

ショルダー部分にエアが入らないため水中でのBCDの安定感、一体感は乏しい。

ジャケットタイプ

メリット:

ショルダー部分まで全てにエアが供給されるため水中での安定感、一体感は格別。プロの方々は多くがこちらを採用。

デメリット:

バックルタイプと異なり長さを調整できないため、事前にサイズをしっかり確認する必要がある。また、着脱はしにくい。

重さ

BCDの重さは意外にも重要な選択ポイント。

エントリーやエキジットまでの歩行時間が長いと重いBCDはストレスフルになりますし、

ボートダイビングの際は狭い船内で器材をコンパクトに纏めるために移動させる際も、重いBCDは不便です。

またダイビング後にもBCDの重さは重要なのです。

塩抜きの際、BCDは海水を含んでいるから尚更重くなっており真水で中身を洗浄したりする際の取り回しのしやすさにも影響します。

2~4kgの重さがレジャーダイビング用のBCDの基本的な重量となっております。

上記範囲内であれば問題ありませんが、なるべく軽いBCDをオススメします!

Dリングの数と位置

Dリングとは水中ライト、ナイフ、カメラ等をくくりつけるためのリングになります。

意外と知られていないのですが、Dリングの数や大きさもBCDによって様々です。自分が普段つけている箇所にはもちろんのこと『こんなところにあったら良いなぁ』と想像しながら選んでみてください。

おすすめは、胸元に大きなDリングが両サイドに2個以上、BCDの下部分に両サイドに1個あれば問題ないでしょう!

ポケットの容量

ダイビングを極めていくと多くのギアを揃えていく必要がでてきます。

緊急フロート、ナイフ、カメラ、カレントフックetc.等を素手でも持つことは現実的ではありません。間違いなく紛失します。

またDリングに付けっぱなしにして外に出していると、例えばナイフが他器材を傷つけたり、最悪人に怪我をさせてしまします。

だからこそ、BCDのポケットの容量は重要です。水中では、マスクをしているからこそ視認性も悪いため、なるべく大きなポケットがあるものを選びましょう。

フィット感

なによりも重要なのがこちらです。そうフィット感。(笑)

これはもう試着してくださいとしか言いようがありません。意識して欲しいのはぶかぶかのBCDはNGです。ダイビング器材全般で言えますが『気持ち小さめで』問題ありません。

緩いBCDは推進20M以降にフィット感がなくなり扱いづらいです。

排気弁の位置と数

排気弁の位置は非常に大切です。

特に流れの早いポイントやうねりが多いポイントでは素早く適格に浮力調整が必要になるからです。

浮力調整はBCDのパワーインフレーターだけだと思っている方の方が多いのではないでしょうか。潜行の時に左腕を必死で上にあげていませんでしたか?

排気方法は他にもたくさんあります。ぜひ理解してBCDを選んでくださいね!

右肩にある排気弁パターン。
腰の位置にある排気弁
パワーインフレーターの付け根が排気弁のパターン。この場合はどうホースを強く引っ張ると排気する。
腰の右側で調整するタイプ。最上級モデルに搭載。

オクトパスと一体型のパワーインフレーター

厳密にはBCDという訳ではありませんが、デフォルトで装備されているものもあります。

通常はレギュレーターとオクトパスは独立に分かれておりますが、そのうちオクトパスがパワーインフレーターと一体型になっているものがあります。

メリットはホースが一本少なくなることでコンパクトなシステムを構築することができる点です。

デメリットはバディへの供給が必要となった場合に浮力調整が非常にし辛くなることです。

ガイドを付けているパターン、上級者同士でのダイビング等ある程度ダイビングに慣れた方にはオススメです。

オクトパスと一体型のパワーインフレーター

値段

BCDの価格帯は3万〜20万まで様々です。一方でエントリーモデル3万~5万は素材も安価なものを使用しているため壊れやすい、不調がでやすいのは事実です。

安心と安全、快適さを考えるのであればなるべく良い器材を揃えた方が良いです。何度も買い換えるものでもないのですからね!

それでも安い方が良い!!!という方は『購入しない』ことを強くオススメします。

レンタルの方がよっぽど良い器材をそれも、ダイビングショップが常にメンテナンスしているので。

ブランド別おすすめダイビングBCD

TUSA(ツサ)

AQUQLUNG(アクアラング)

SCUBAPRO(スキューバプロ)

Reyson(レイソン)

mares(マレス)

Bism(ビーズム)

まとめ

いかがでしたでしょうか!

BCDは結構高いお買い物になります。フィンやマスクのように『とりあえず試してみよう!』とはいかないのでしっかり吟味してくださいね。

みなさんの素敵なダイビングライフに少しでもお手伝いできたら嬉しいです。

ぜひぜひ参考にしてみてくださいね。

それではまたお会いしましょう!!